ただいま火曜日の23時前。まだ今週も前半ですが、早くもちょっと息切れしてきたので、ぶどうジュースで英気を養いたいと思います。ところで皆さんは、日々の疲れをどのように癒しているでしょうか。お酒を飲んだり、温泉に行ったり、ドライブに行ったり、その方法は様々だと思いますが、私としては、ぶどうジュースをゆっくり飲むことも、それらに負けず劣らずの癒し効果を持っていると思っています。もし、自分に合ったストレス解消法が見つからないという方が、ぶどうジュースを飲むことで明日もまたがんばってみようという気持ちになれたなら嬉しいなと思い、このサイトを運営しています。
さて、本題に移りましょう。本日いただくぶどうジュースは、井筒ワインの「井筒ワインプレミアム 完熟ぶどうジュースメルロー」という一品(商品ページはこちら)。Amazonなどでも購入でき、720mlで値段は2,000〜2,500円。井筒ワインプレミアムというだけあって、ぶどうジュースの中でも比較的高額な部類に入ります。
製造者の井筒ワインは、公式ホームページによると1933年に信州にて誕生し、ぶどうの栽培や収穫から、実際のワインづくりまで、全工程を自ら行っており、1972年にワインだけでなくストレートジュースの製造を開始したのだとか。私が見てきた限りでは、ワインのことはしっかりと語る一方で、ジュースについてはほぼ触れていない醸造所が多かったのですが、井筒ワインからはジュースづくりに対してもこだわりを持って取り組んでいることが伝わってきて、とても好印象です。
ということで、早速、飲んでみましょう。
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おお、これは上品な甘さ。
突き抜けるような甘さというよりは、とてもまろやかで繊細さをともなった、後味を引くような甘さが印象的。なので甘さは強いものの飲みやすく、仕事で疲れた身体の奥まで染み込むようなトリップ感を楽しめます。喉に引っかかるような苦さもほぼなく、大人も子供も家族全員が好きになるような味だなと思いました。
一方で、気になる点を挙げるとすると、ちょっと値段にしては味がシンプルすぎるという意見もなくはなさそうです。まろやかな甘さをとことん楽しめるそのシンプルさは魅力なのですが、苦味も酸味もほぼないので、飲み続けていると飽きてきてしまうかもしれません。ただ、例えば水や炭酸水で割って飲むこともできるので、シンプルがゆえに様々なアレンジを楽しめそうです。
いずれにせよ、とにかく甘いぶどうジュースが好き、という方にはおすすめできる一品であることには間違いありません。コンビニなどで安価に買える濃縮還元タイプのぶどうジュースと比べると、トータルで感じる「甘さ」の中にも心地よい揺らぎがあるといいますか、人工感は皆無のナチュラルな甘さがあり、それがまたとても贅沢な味に仕上がっています。私は、普段は人工甘味料の入った飲み物をよく飲んでいるのですが、たまにこのぶどうジュースのようなナチュラルな飲み物をいただくと、何かこう、感覚がニュートラルに戻るような実感を得られます。人工甘味料の入った飲み物がダメだという話ではなく、「甘さ」一つとっても実に様々なタイプがあるのだと気づかせてくれる、さすがプレミアムなぶどうジュースだなと思いました。
井筒ワインプレミアム 完熟ぶどうジュースメルロー
・フレッシュさ:3.5/5
・濃厚さ:4.5/5
・自然的 or 人工的:自然的
・どんな夜に飲みたいか:上品な甘さに酔いしれたい夜に