久しぶりの今夜、いただくのは「紫波町のぶどうジュース」というぶどうジュース(商品ページ)。
楽天でぶどうジュースを探していてたまたま発見。お恥ずかしながら紫波町がどこにあるのかを知りませんでした。岩手県にあって、岩手の中でも有数のぶどうの生産地とのことで、だから商品名も「紫波町のぶどうジュース」なんですね。なるほど。ちなみに、紫波町は岩手県での「住みやすい町」ランキングの第2位らしいです(参考記事)。ぶどうも人も育ちやすいと言うことか、良いですね。
そんな岩手県・紫波町の名を背負ったぶどうジュースで、価格も税抜1,300円(720ml)と決してお手頃とは言いがたい一品。写真には載せていないですが、よくあるぶどうジュースと違って紙製の専用箱に入って届けられており、飲む前の期待値は最高潮に。TAKANOのぶどうジュースもかなりワクワクしましたが、今回のぶどうジュースもまたひとしお。ここ最近の仕事で溜まりに溜まったストレスをどこまでこの一本は忘れさせてくれるのか…。とても楽しみです。
ラベルには「6ヶ月熟成」という一言や、無添加・無加糖100%ストレートといった、優秀なぶどうジュースであることを示すファクトが次々と並んでいます。特に6ヶ月熟成は初めて聞く謳い文句で、それが長いのか遅いのか、それほどぶどうの知識には詳しくない私にはわかりませんが、とにかくこだわりは強く感じられますね。(サッと調べたところ、ワインでは半年〜3年間ほど熟成させるのですね。ワインの熟成期間としては決して長くはないのかもしれませんが、ぶどうジュースでここまで1本1本に時間をかけているのは珍しいのではないでしょうか)
ということで、実際に飲んでみると…。
あ、これはとてつもない。ちょっと出会ってしまった感があります。至高の1本に。
ほんとびっくりするくらいおいしいです。飲んだ瞬間は想像よりもすっきりとしているのですが、すぐに6ヶ月熟成らしい濃厚な味わいを感じられます。この感覚が不思議で、飲みやすいのに飲んだあとの満足感も高い。フレッシュ感と濃厚さの両方を、1口1口で楽しむことができて、なんだか楽しい。
いやほんと、何度も言って恐縮なのですが、1口ごとの満足度がとても高いです。720mlなんてあっという間に飲み干せると思わせつつ、少量をゆっくり飲みたい深みがあるので結果的に十分な量という。
たとえが悪いor違うかもしれませんが、イヤホンやヘッドホンで言うとBOSEみたいな?低音を強調させたりせず、そのままの演奏を最高品質で届けようというスタンスをこのぶどうジュースから感じられました。取り扱っているぶどうのポテンシャルを100%信じているからこそ、余計な演出はせず、そのままの品質を最大限に活かす形でこのジュースに昇華させているような印象。これはもう仕事のストレスもぶっ飛びますね、大袈裟じゃなく。
紫波町という地域を背負っているだけのことはあると思いました。なんなら実際に行ってみたいと思わせるレベルです。こんなにおいしいぶどうジュースが身近にあるなんて最高だな…。ぶどう狩りとかものすごく行きたいです。今は全然季節じゃないけど。でも、そう思ってしまうほど「生」のぶどう感があり、ぶどうのおいしいところがギュッと詰め込まれているように思えて幸福感がすさまじいです。
しかし、このサイトを始めてからまだ全然ぶどうジュースも飲んでないのに、いきなり至高と呼んでもいいほどの逸品に出会ってしまい、今後のぶどうジュースに対するハードルが上がってしまったような…。気がついたらもうずっとこれだけリピートしちゃう気もしてこわいです。
紫波町のぶどうジュース
・フレッシュさ:4.9/5
・濃厚さ:4.9/5
・自然的 or 人工的:人工感一切なし
・どんな夜に飲みたいか:どんな夜も良くしてくれそう