月曜、時刻はもう間も無く0時。皆さまはどのような夜をお過ごしでしょうか。私は本日の仕事は一通り片付け、これから紹介する先ぶどうジュースを飲みながら本でも読もうかと思っています。そのぶどうジュースとは、木村飲料「赤富士サイダー」(商品ページ)。先日、東京駅のグランスタ内にあるお土産ショップで見つけて購入してきました。
そのパッケージからわかる通り、コンセプトは富士山で、いわゆるご当地サイダーのカテゴリーに属するぶどうジュース。商品ページには、「朝日に照らされて赤く染まった富士山をイメージしたふじの国のご当地サイダー」との説明があり、初見では色合いとかフォントのトーン的に夕焼けに照らされているものと思ったものの、朝の日差しによるものということがわかります。
また、同じく商品ページによると富士山麓の萬年水を使用しているとのこと。富士山麓の湧き水全般の呼称ではなく、商標登録されたれっきとした商品名で、特徴はミネラルが豊富で、不純物が少ないのだとか。こちらのサイトにて詳しく紹介されているので、天然水に興味のある方はぜひ見てみてください。
と、前置きはここまでにして、実際に飲んでみましょう。
・・
うん、おいしい。
果汁10%未満なので、ぶどうの味自体は割と人工感があるのですが、上記で挙げた萬年水のさわやかなおいしさがとても印象に残ります。炭酸の強さも程よく、お風呂上がりなどに飲むとほんの一瞬で飲み干せてしまいそう。後味もすっきりで、夏の夜にはピッタリ。この爽快な飲み心地は仕事での疲れをしっかり癒してくれますね。
何度口に含んでも、感じるのはとにかくすっきりしていること。朝日によって赤く染まった富士山を見れば気持ちもすっきり晴れやかになる、というメッセージをこの味から感じられます。それこそ、新幹線に乗って富士山を通過しながら飲んだらとても良い気分になれそうです。ご当地サイダーは言い換えると地域のコンセプトサイダーでもあるので、この真っ直ぐで晴れやかな爽快感はそのまま富士山周辺のエリアに対するイメージに繋がりそうです。少なくとも自分はそう直感的に思いました。
ぶどうジュースを飲んで、富士山を見に行きたくなる。ぶどうジュースを飲んだだけなのにちょっとした観光気分を味わえて、なんだか良い気分になった月曜の夜でした。そのうち休みを取って観光に行きたいな。
木村飲料 赤富士サイダー
・フレッシュさ:4.5/5
・濃厚さ:1/5
・自然的 or 人工的:人工的
・どんな夜に飲みたいか:気分よくさっぱりしたい夜に