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サンガリアの本気が詰まったぶどうジュース|ラムボトルグレープ

ただいま月曜日、週の始まりとなる今日も時刻は22時をまわりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。平日の初日からこんな時間まで仕事を頑張らないといけない方、大変お疲れさまです。私は幸いなことに、今日の業務はなんとか終えることができましたが、週の始めだからと言って力をセーブしている余裕がない方も大勢いらっしゃると思います。そんな方々のちょっとした心のゆとりを作るために、今日もまたぶどうジュースをご紹介させていただきたく思います。

ここ最近でご紹介したぶどうジュースは比較的値段も高めで、かつ気軽に近所のスーパーで買えるようなものではなく、ゆえに私のお財布事情もちょっと曇り空。しかし、今回いただくのは、サンガリアのぶどうジュース「ラムボトルグレープ」という、お財布には大変ありがたい一品。(商品ページはこちら)。よく、コカコーラの自販機やサントリーの自販機などは見かけますが、たまにこう、どこのメーカーのものでもない、妙に独特なセレクトの飲み物がラインナップされた自販機ってあるじゃないですか(そういう自販機は価格設定も100円〜とかが多い印象)。そこにサンガリア産の飲み物が鎮座しているイメージがあります。最近ですと、俳優の小泉孝太郎さんが出演している伊賀の天然水・強炭酸水や、関西の喫茶店で出されるミックスジュースをイメージしたみっくちゅじゅーちゅなどが有名でしょうか。どれもちょっとクセのある味やコンセプトで個人的には大好きなメーカーです。

そんなサンガリアのぶどうジュース、ラムボトルグレープ。ラムボトルと言う名前の通り、コンセプトはラムネです。ラムネのすっきりとしたさわやかさをベースに、ぶどうの味つけをしている商品で、果汁は潔くゼロ。商品ボトルには「グレープエキス入り」とありますが、グレープエキスとはなんなのかがよくわからないので、この情報がハッピーなことなのかどうなのかは微妙に判断しづらいのもまた、個人的にはグッとくるポイントです。

というわけで、実際に飲んでみましょう。

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あの、この記事をご覧になっている皆さまはぜひ、一度でいいから飲んでみてほしいです。

正直、舐めていました。ここ最近比較的高価なぶどうジュースをいただいていたので、無果汁でしかも純粋なぶどうジュースでなくラムネベースのぶどう風味なんて、もはやぶどうジュースと言えるのかとすら一瞬思ったほど、ぶどうジュースとしての期待値はそれほど高くはなかったのですが、思いっきり裏切られました。とても美味しいです。

まず、ラムネが大元のコンセプトなので、言わずもがな、とてもすっきり爽やかな味。炭酸も強めで、お風呂上がりなんかにうってつけでしょう。

個人的に感動したのは、飲んだ瞬間に鼻を通るぶどうの後味。無果汁なので厳密にはぶどう風の味なのですが(これがグレープエキスなのかな?)、スーパーで買える庶民派なぶどうジュースとは一線を画すクオリティ。高級なシャンパンのような上品な後味、と言ったら流石にちょっと大袈裟かもしれませんが、ラムネのようなファーストインプレッションと品のある後味、この緩急の付け方が惚れ惚れするほど素晴らしく、単なるさわやか系のサイダーを飲むのとは比べ物にならない満足度のあるものに仕上がっています。

もちろん、ぶどうそのもののナチュラルな味を楽しみたい方にはこのぶどうジュースは相性が合わないと思いますが、そもそもそういった趣がある方はこの商品を手に取ることもないでしょう。ラムボトルと言う、目指す像がはっきりとしつつも、従来のラムネの枠組みも、よくあるぶどうサイダーの枠組みも超えた唯一無二の逸品だと思いました。

潔く無果汁にしたり、ぶどうサイダーではなくあくまでラムネであることにこだわるなど、企業として予算やマーケティング上における様々な制約があろう中で、追うべきものとそうでないものをしっかりと見定め、その中で全力を尽くしているぶどうジュースかなと思います。とにかくコストをかけて、最高級のぶどうのありのままの美味しさをギュッと詰め込んだぶどうジュースも大好きなのですが、ラムボトルグレープのような、庶民派ジュースをできる範囲で先鋭化した商品もまた素晴らしく、勇気づけられます。月曜日の夜に飲むなら、こういったぶどうジュースがいいかもしれません。

サンガリア ラムボトルグレープ

・フレッシュさ:5/5
・濃厚さ:1/5
・自然的 or 人工的:人工的
・どんな夜に飲みたいか:週のこれからを頑張っていきたい月曜日の夜に

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