ただいま水曜日の21時過ぎ。3連休明けての平日中日もようやく折り返し地点。残り2日間なんとか乗り越えて、土日を穏やかな気持ちで迎えたいところですね。週の後半を駆け抜けるパワーをもらうために、ぶどうジュースをいただきたいと思います。
今日いただきたいと思っているのは、サントリーの「Gokuri 秋ぶどう」という一品(商品ページはこちら)。あまりサントリーにぶどうジュースのイメージはありませんが、コンビニでたまたま見つけて即買いしました。
パッケージには「赤ぶどうの深い味わいと、白ぶどうの華やかな香り。秋の訪れを楽しめる、大人の味わい。「Gokuri」と実感ください」とのこと。かなり秋を意識して作られているぶどうジュースだということが伝わってくるので、秋をどのような味で表現しているかがこのぶどうジュースの良し悪しを判断するポイントになるでしょう。
というわけで、実際に飲んでみましょう。
・・
う〜〜〜ん、普通!
まず良いなと思ったところは、果実繊維が入っているところ。この手法はあまり巷のぶどうジュースにはないため、味や香りに加えて「食感」も楽しめる点はユニークで面白いなと思いました。飲む前にちゃんと振らないと繊維が沈澱してしまうので気をつけるべし。
ただそうですね…、良いと感じたのはそこぐらいで、あとははっきり言って中途半端かなと思ってしまいました。パッケージにある「赤ぶどうの深い味わいと、白ぶどうの華やかな香り」を狙っていることはわかるのですが、良いとこどりをしようとして、最終的にどっちつかずになってしまった感が否めません。深い味わいも、華やかな香りも、そこまでかな…。
また、良いと思ったところで挙げた果実繊維。これは何度か飲んでいるとちょっとぶどうっぽくないような食感を感じ、パッケージ裏を見てみると、原材料のところに「果実繊維(グレープフルーツ)」という表記が。さらに、「原材料の一部にグレープフルーツを使用しています」との注意書きまでされており、これには衝撃が走りました。唯一のユニークポイントの食感は、ぶどうのものではなくグレープフルーツなの!?という。この事実を知った瞬間、「一体いま何を飲んでいるんだろう」という気持ちに陥ってしまい、ぶどうジュースとして楽しみたかったモチベーションを裏切られたように感じてしまいました。なお、秋らしさも感じられません。
ただ、商品名の通りゴクゴク飲めば、繊維を噛む必要がなく、そうするとグレープフルーツがどうかは特に気にならず、楽しい喉越し体験を満喫できます。なので、こちらは味わって飲むよりも、お風呂上がりの一杯などにグイッといくように楽しむのをおすすめします。もし、ぶどうジュースをしっかり味わいたい夜ならば、Gokuriでまず喉を整え、もう少し濃厚なタイプのものを2本目に用意しておくという、2本体制で臨まれると良いかもしれません。
中途半端と書いてしまいましたが、決して不味いということではなく、気軽にサクッと飲む分にはアリだと思います。
サントリー Gokuri 秋ぶどう
・フレッシュさ:3.5/5
・濃厚さ:1.5/5
・自然的 or 人工的:人工的
・どんな夜に飲みたいか:普通のぶどうジュースを気軽に楽しみたい夜に