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日曜より平日のどっぷり疲れた夜に飲みたい激甘ぶどうジュース|アランミリア メルロー種赤グレープジュース

ただいま日曜日の22時過ぎ。楽しかった土日休みももうそろそろ幕切れということで、いつもの如くちょっと憂鬱なこの夜をぶどうジュースでなんとか乗り切りたいと思います。

今回いただくぶどうジュースは、「アランミリア メルロー種赤グレープジュース」という一品(商品サイトはこちら)。330mlで値段は1,000円前後とそこそこな値段。楽天でなんとなくポチッてみたのですが、商品サイトの説明によると、

アラン・ミリアは、リヨン郊外オルリエナで果樹園を営む家に生まれ育ち、1983年より果実栽培に携わってきました。
完熟フルーツをかじったときの感動をジュースにして伝えたい。そんな思いから、1997年最初のジュース6種類を作り、ルレ・エ・シャトーのソムリエ60人に試飲してもらうことを提案。製品に感動したソムリエたちからの勧めで、“alain milliat”ブランドのジュースとネクターとして発表。高級ワインのように、フルーツの品種、産地、生産者、製造にこだわった商品は、フランスが誇る美食のひとつとして注目を集め、現在フランスの5ツ星・4ツ星ホテルの半数以上、トップレストランの約1,300店で使用されています。

とのこと。ワイン作りのついでではなく、最初からぶどうジュース作りを目的としているところや、ソムリエ60人に試飲させた上で完成まで持っていったところ、そして高級ホテルやレストランの多くで採用されているところなど、とにかくかなり期待できる情報がズラッと並んでいます。

これまで人並よりは多くのぶどうジュースを飲んできた自負はありますが、フランス生まれのぶどうジュースはあまり飲んだ記憶がありません。私がよく読む「ブドウ品種総図鑑(植原宣絋氏による編著)」によると、メルロー種は世界のワイン用ぶどうの栽培面積の第二位を占めるほどの有名品種で、まろやかさや滑らかさに特徴があるのだとか。日本でもこの品種は栽培されており、山梨県北部などには優れたメルローワインがあるのだそう。

と、事前情報はこのくらい。総じてかなり期待値が高めの本格派ぶどうジュースかと思います。では早速、飲んでみましょう。

・・・

あー、うん、おいしい。

メルロー種の説明で挙げたように、とてもまろやかで飲みやすいですね。海外のぶどうジュースってパワフルな一方、酸味も濃厚さもグイグイくる感じもあり、ちょっと飲んでてしんどくなる時もあるのですが、このぶどうジュースはそのニュアンスは皆無。特に酸味がかなり控え目なので、まったりチルな気分で飲むにはぴったりかなと思います。酸味がないこともあり、かなり甘みを感じられ、上記の説明文にあった「完熟フルーツをかじったときの感動」はまさにそういうことなのだなと思わせてくれます。この“完熟”というのがキモで、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出して甘みを出している(強引にではなくあくまでナチュラルに)ように感じられます。

とにかく甘みが強いのが特徴ですが、後味はそこまでクドくないので、そういう点でも洗練されていると感じますね。なので、ゴクゴク飲むスタイルも楽しめ、一口ずつじっくり楽しむこともできる、シーンやその時の気分によって様々な味わい方ができるぶどうジュースだと思います。なのでレストランなどで多く採用されているのかもしれませんね。

一方、ぶどうジュースの酸味が好きな方はちょっと物足りなさを感じるのは正直あるかもしれません。実は私もそうで、もうちょっと酸味があればよりクセになるような気がします。逆に酸味が苦手な方にはこれほどぴったりなぶどうジュースはないかもしれないです。日本で同じようなぶどうジュースはないかなと思ったんですが、ポンジュースのぶどう版、ポングレープのストレートバージョンといったイメージかもしれません(わかりづらいか…)。

ポングレープはちょっと人工的な甘さなので、ぶどうそのものの甘さをどこまでも堪能したい方におすすめのぶどうジュースです。今日は日曜日ですが、どちらかというと仕事でどっぷり疲れた平日の夜にこのあま〜い味で癒されたいなと個人的には思いました。

アランミリア メルロー種赤グレープジュース

・フレッシュさ:2/5
・濃厚さ:4/5
・自然的 or 人工的:自然的
・どんな夜に飲みたいか:ユニークなアイデアでリフレッシュしたい夜に

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