ただいま日曜日の27時前。日中のちょっと変な時間にガッツリめの昼寝をしてしまい、寝るに寝れない時間を過ごしております。今年の終わりもだんだん迫ってきましたが、今のこの眠れない夜にこそ、ぶどうジュースを飲みながら今年の振り返りや来年どうしようかといった、あまり普段は考えられないことを考えようかと思います。
そんな今日いただくぶどうジュースは、「JUICY CO.岩手県産キャンベルアーリー」という一品(商品サイトはこちら)。200mlで値段は500円ほど。楽天などで購入することができます。商品サイトの説明によると、
日本全国から厳選された国産果汁のみを使って、産地でしか出会えない驚きの美味しさを届ける、「JUICY Co.」シリーズ。
アメリカで生まれ、広大で変化に富んだ気候の岩手県で育った黒ブドウ「キャンベル・アーリー」。 果肉はとてもジューシーで、甘みと酸味のバランスがほどよく調和した 深みのある濃厚な味わいと、特有の香りが楽しめます。
とのこと。個人的には「JUICY Co.」シリーズそのもののコンセプトに関心が湧きました。「国産果汁のみを使って」とあるので、今回いただくぶどうジュースも濃縮還元、つまりぶどうを絞った果汁から一旦水分を取り除いて(濃縮して)保管し、商品化する際に再び水分を加えて元に戻すという方法で作られています。この方法の良し悪しはありますが、一定のおいしさを安定して作り出せるという点がメリットの一つとして挙げられ、ゆえに比較的リーズナブルに(それでも200mlで500円と決して安くはないですが…)ハイクオリティなぶどうジュースを楽しめるという恩恵を授かれます。
「JUICY Co.」シリーズは他にもみかんやりんごジュースも出しているようで、このようにさまざまなフルーツジュースを作れるのはまさに濃縮還元あってこそと言えるでしょう。もしこのぶどうジュースがおいしかったらぜひ他のジュースも飲んでみたいものです。
ということで、早速、飲んでみましょう。
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あま〜〜〜い!
全体的な味の印象はとにかく甘い。酸味はほぼなく、ぶどうらしい苦味っぽさもゼロで、身体の隅々にまで浸透していくような濃い甘さが特徴です。先週ご紹介したアランミリアのぶどうジュースも甘かったですが、アランミリアの方が気持ち酸味もあったような。ただこのぶどうジュースは本当に酸味ゼロで、もうひたすらに甘さに振り切っているように感じました。
甘さに振っているぶどうジュースは結構クドさが出てしまいがちなのですが、こちらは意外と後味はあっさりめというか、割とグビグビ飲めちゃうすっきりさも持ち合わせています。濃縮還元の過程でもしかしたら味を調整しているのかもしれませんが、この甘さにはなんだか作り手の意思を感じるような気がしました。その意図はわかりませんが、12月で心も身体もヘトヘトな自分を包み込んでくれるような抱擁感のあるぶどうジュースで、残り数時間でまた仕事が始まるというこの憂鬱な気分を癒してくれる素敵な一品だと思いました。
JUICY CO.岩手県産キャンベルアーリー
・フレッシュさ:1.5/5
・濃厚さ:4.5/5
・自然的 or 人工的:どちらかと言うと自然的
・どんな夜に飲みたいか:何かに甘えたい夜に