9月はじまりの土曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。夜になると大分涼しくなってきて、そろそろ季節の移り変わりがやってくるなあと感じますね。
先日ぶどう狩りをしに山梨県は甲府に行ってきたのですが、現地で過ごした時間がどこを切り取っても心地よく、都内に戻ってきた今なおその時の時間に思いを寄せている今日この頃。そんな中、ネットでたまたま見つけたのが今回ご紹介する、CLASUWA 「信州産果実のジュース 葡萄」(商品ページ)です。
こちらのぶどうジュースの販売元は、あの養命酒を作っている養命酒製造株式会社。養命酒製造株式会社という名前からしても、てっきり養命酒だけで会社を回しているのかと思っていたのですが、ぶどうジュースをはじめ、健康食品や味噌汁やお粥、にゅうめんなどの食品、スキンケアグッズやフレグランスなど、思った以上に幅広い商材を取り扱っていました。そして、養命酒を製造しているのが、長野県の駒ヶ根市にある工場で、駒ヶ根の山々から工場地下に流れる水を養命酒作りに使用しているとのこと。この水は「養命水」という商品としても販売しているほど新鮮なようですね。
そんな養命酒が手がけたぶどうジュースならさぞ美味しいのかと思いきや、製造者は養命酒製造株式会社ではなく「信州まし野ワイン株式会社」というところで、実はこちら、山下屋荘介「信州産ぶどうジュース」をご紹介した際にも登場した製造会社でした。なるほどねえ〜。
ということで、実際の味を確かめてみましょう。
・・
最初に感じるのは強めの甘さで、苦味は弱め。酸味もあまり感じられず、濃厚な甘さが結構ガツンときます。とはいえ、ドロッとした感じではなく、飲み心地はさっぱりめ。やはり同じ製造元だからか、山下屋荘介の信州産ぶどうジュースとも割と味が似ていて、子供にも好まれそうなので、家族みんなで飲めるぶどうジュースかなと思います。
一方で、山下屋荘介の信州産ぶどうジュースの時も同じことを思いましたが、総合的なレベルは高いと感じるものの、個性はあまり強くないかもしれません。もっと酸味や苦味が強めで、主張してくるような味が土曜の夜は欲しくなっちゃうかなと個人的には感じました。とても美味しいんですけどね。
あと、山下屋荘介の信州産ぶどうジュースと似ていると書きましたが、もしかして中身は同じなんじゃ…とも思いました。飲み比べてもみたのですが、よくよく吟味するとちょっと違うような気もしつつ、ベースはほぼ同じかなと。よく化粧品とかだと、中身は同じだけどブランドと商品名だけ変えてるケースがちょこちょこある話を聞きますが、ぶどうジュースでもそういうことがあるのでしょうか。ビジネスモデルなどについて考えてしまう、勉強になるぶどうジュースでした。
CLASUWA 「信州産果実のジュース 葡萄」
・フレッシュさ:4/5
・濃厚さ:4.5/5
・自然的 or 人工的:自然的
・どんな夜に飲みたいか:まだ比較的体力が残っている月曜や火曜の夜に